いよいよ春の選抜高校野球の季節ですね。
今年も高校球児たちの熱い戦いに注目してきましょう。
前回の別海高校に続いて21世紀枠のもう一校にスポットを当てて行こうと思います。
和歌山県立田辺高校
和歌山県立田辺高校です。
和歌山県南部の田辺市にある110年以上の歴史を持つ伝統校です。
県立ながら併設型の中高一貫教育で進学実績とても高い学校です。
「合理的な思考」「豊かな情操」「積極的な行動」を教育目標としています。
生徒は文武両道を目指し、勉強と部活動に励んでいます。
学科は普通科と自然科学科の2学科です。
京都大学や東京大学にも進学実績のある進学校です。
田辺高校野球部
それでは野球部を見ていきましょう。
部員は新3年生9名、新2年生9名の18名で全員が和歌山県内出身でうち16名が軟式出身者です。
別海高校同様地元の軟式出身の選手が頑張っているんですね。
ベンチ入りの20名に満たない人数ですがその分、指導者が一人一人をこまやかにフォローし選手の積極性が向上しました。
その結果今秋の和歌山大会では市和歌山、智弁和歌山の強豪を破って準優勝。
近畿大会も1回戦負けながら実力校の京都国際を相手に2―3と競り合うなど力をつけました。
まさに文武両道ですね。
それでは注目の選手を見ていきましょう。
強豪を手玉に取る技巧は右腕
注目の選手は寺西 邦右(てらにしほうすけ)投手です。
身長180cm体重74kgと均等の取れた体格の持ち主です。
最速139キロの角度ある速球に加えて、スライダーなどを武器に制球良く安定感のある投球で試合を作ります。
2023秋季県大会では智弁和歌山高・市和歌山高といった強豪校を撃破し準優勝に貢献。
和歌山県代表で臨んだ秋季近畿大会でも京都国際高相手にタイブレイクに持ち込む好投。
ちなみに寺西投手、好きな球団は読売ジャイアンツ、好きな選手山本由伸選手だそうです。
甲子園でも山本投手ばりの制球力で活躍を期待したいですね。
まとめ
今回はセンバツ高校野球2024に出場する21世紀枠の田辺高校を紹介しました。
もう1校の21世紀枠「北海道立別海高校」の紹介はこちらの記事をご覧ください。