今回は全英チャート8位という快挙を成し遂げた、富山県出身の日本人バンドSAHAJi(サハジ)について調査します。
SAHAJi(サハジ)のメンバー
・兄:西田蕉太郎(にしだ しょうたろう)33歳
ギター、ボーカル 作詞作曲
・弟:西田曜志朗(にしだ ようしろう)31歳
ギター
・富山県富山市出身
バンドの結成は兄焦太郎が12歳、弟曜志朗が10歳の時。
二人とも小学生の時に音楽好きなお父さんの影響で始めたそうです。
兄焦太郎さんの小学校の卒業アルバムには
「成人になる前にはもうでデューしていると思います。絶対に有名になって音楽で頑張る。」
と書かれていたそうです。
夢を掴む人は初めから進む道が明確に見えているんですね。
全英デビューまでの道のり
日本で活動していた時期
音楽活動を始めた時はまだ小学生ですので、すぐにお小遣いがなくなってしまい機材も買えなかったそうです。
なので路上ライブをやってみんなが入れてくれる小銭を貯めて機材を買っていたそうです。
結成から4年後、出場したヤマハ主催のコンテストで賞を受賞しレコード会社と育成契約しました。
その後、地元の富山でライブを行った際に曜志朗さんは
「世界に通用するロックミュージシャンになって超ビッグになりたいです」
とインタビューに答えています。
しかし、そこから約10年間、鳴かず飛ばずの日々が続き次第に兄弟喧嘩も増えていったそうです。
ついに2020年には大喧嘩をし、何と2人はそれから約1年もの間連絡を絶ってしまいます。
この連絡を絶っていた間に兄焦太郎さんのとった行動が運命を大きく変えます。
SNSを通じて世界の音楽関係者に片っ端からコンタクトをとったそうです。
いわゆる売り込みですね。
諦めない行動からビッグドリームを掴む
その活動が2022年に実を結びます。
イギリスの有名なロックバンド「オアシス」などを手掛けた音楽プロデューサー『ニック・ブライン』とアポが取れたのです。
約束の1時間の中で「Future in the Sky」を歌いニック・ブラインに大絶賛を受けたのです。
その時のことを彼は
「彼らにはすごい才能がある。イギリスで成功したと分かればきっと日本人も目を覚ますでしょう」
と言っています。
そこからはトントン拍子にレコード会社との契約が決定。
さすがは大物プロデューサーですね。
ニック・ブラインと出会ってから1年3ヶ月後の2024年1月ついに全英デビューを果たしました。
そして音楽チャート部門で8位に入るという快挙を成し遂げました。
6月からはロンドンツアーも決定しているそうです。今後の活躍が楽しみです。
新たな夢
全英デビューを果たした彼らですが、その時にこんなことを言っていました。
「ここがホントスタートなんで、グラミー賞取らなきゃ意味ないなと思ってるんで、ホントに絶対取れると思ってるんで、いや、俺が取ります。」
実に頼もしい言葉ですね。
新しい大きな目標に向かってぜひ達成してほしいです。
まとめ
今回は全英チャート8位という快挙を成し遂げた、富山県出身の日本人バンドSAHAJi(サハジ)について調査しました。
彼らの才能はもちろんですが、諦めない地道な行動こそ成功につながっているんだなと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。