今回はスポーツクライミング女子の新星森秋彩(もりあい)選手を紹介します。
2024年パリオリンピックにも出場している森選手。
スポーツクライミングで見事決勝進出を果たしています。
華奢な見た目とクライミングしている姿のギャップが話題になっている森秋彩選手。
その強さの秘密に迫ります。
森秋彩って何者?
クライミングを始めたのは6歳の時、たまたま行ったショッピングモールでジムを見つけたことがきっかけだそうです。
もともと木登りやジャングルジムが好きですぐに夢中になったそうです。
2016年6月に当時12歳で出場したリード・ジャパンカップで優勝し注目を集めました。
この大会以降同大会で7回の優勝を飾っています。
2023年ベルンで開かれたIFSCクライミング世界選手権ボルダー&リードで3位に入りパリオリンピック代表に内定しました。
現在は筑波大学体育専門学群に在学中です。
強さの秘密はどこにあるのか
森選手を見てビックリするのが見た目の可愛らしさです。
スポーツにルッキズムを持ち込むと怒られそうですが、とにかくこんな可愛くて華奢な子がクライミングできるの?って思います。
スポーツクライミングといえば、
日本では野口啓代選手や野中生萌選手、
男子では楢﨑智亜選手など筋骨隆々でクライミングする時の肩から背中にかけての筋肉が素晴らしい!
っていう選手が多い印象じゃないですか?
当然自重を支えながら登っていくスポーツなので相当な筋力が必要だと思っていました。
しかし、森秋彩選手は違います。
154cmと小柄な体にも関わらず恵まれた大きな手と指の力。
そしてヒールフックなどのテクニックを駆使して登りきります。
また練習量も半端なく多い時にはリードを1日30本も登るんだとか。
その練習量の多さが持久力となり完登する力になっているんでしょう。
森秋彩選手の強さの秘密は練習により培われた持久力のある筋力。
ヒールフックなどの多彩なテクニック。
そして両親から貰った大きな手。
この3つではないでしょうか。
これを武器に世界の強豪に立ち向き合っています。
森秋彩選手が目指している所
森秋彩選手は以前のインタビューでこんなことを語っていました。
自分には力がないから、それをカバーするために力を逃したりするスタイルなんですけど、それが気に入っていません。
ヤンヤ・ガンプレットや野中生萌さんのようにパワフルに力で捩じ伏せるような登りがかっこいいと思います。
メンタルでも、見ている人の期待にこたえなきゃと考えすぎることがあるから、もっと楽しみながら実力を出せるようになったらいいなと思います。
世界のトップを争うアスリートになっても現状に満足することなく上を目指す姿勢が素晴らしいですね。
まだ弱冠20歳、今のテクニックにパワーが兼ね備えられたら、まさに鬼に金棒です。
まとめ
今回はスポーツクライミング女子日本代表森秋彩選手の強さの秘密を紹介しました。
パワーをつけ世界の強豪と渡り合う森秋彩選手の活躍がたのしみですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。