今回は全国でも珍しい丸い形のきんつばを作っている榮太棲總本鋪さんを紹介します。
きんつばの由来を調べるときんつばがなぜ丸い形をしていたかも分かりました。
全国のきんつばから「三大きんつば」と呼ばれるお店も紹介しますので最後までお付き合いください。
この記事でわかること
- 榮太棲總本鋪の金鍔の秘密
- きんつばが丸い理由
- 全国三大きんつば店
榮太樓總本鋪のきんつば(金鍔)
榮太樓總本鋪は元年(1818年)創業の老舗和菓子店です。
日本橋本店の他主要店舗を6店舗を構えています。
ここの名物は「名代金鍔(なだいきんつば)」です。
全国でも珍しい丸いきんつばを昔ながらの製法で作っています。
こだわりポイント
- 手包み製法を極力再現し頑なに丸型を継承
- 極薄の皮で包み胡麻油で焼き上げる香ばしさ
- 北海道十勝産のエリモ小豆を使用した餡
江戸時代から変わらない製法で、丸く成形した自家製あんを小麦粉の薄衣で包み込み、ゴマ油で香ばしく焼き上げています。
楽天市場でお取り寄せ可能です。
榮太樓總本鋪の金鍔をお買い求めになった方のコメントです。
厳選された小豆を使用し、小豆本来のコクと甘みが活かされ上品な味わいに。濃いお茶にもよく合い、ギフトは勿論、来客時のもてなしにもいいです(40代女性)
とても高級感が漂う美味しいきんつばのセットです。贈り物としても喜ばれるお取り寄せです。
(40代男性)小豆本来のコクと甘味があって、しっとりとした上品な味わいで優雅なティータイムを楽しめますよ。(60代男性)
コメントを見てもわかるように、老若男女みなさんに親しまれています。
きんつばが丸いのはなぜ?
金鍔ってなぜ丸い形なんでしょう。
きんつばは漢字で書くと「金鍔」です。
この金鍔の「鍔」の由来は刀の鍔と言われています。
鍔とは、刀の刀身と柄の間にある手を防護するための部位です。
江戸で生まれた金鍔は京都のお菓子「銀鍔」が元となっています。
京都の銀鍔は米の皮で、江戸の金鍔は小麦粉の皮で包まれた餡菓子です。
銀鍔は柔らかな食感で、金鍔は銅板で焼いた少し硬めの食感になっていますね。
銀鍔も、金鍔も、菓子の形は、刀の鍔と似た丸いものでした。
この名前がついたのも、その形が由来しているといわれています。
現在は四角い金鍔が多いのですがその理由は箱詰めするときに無駄がないからだそうです。
江戸時代は風呂敷などに包んで持ち運んでいましたが、現在は箱詰めにして持っていきますよね。
また量産するためにも四角い形のほうがいいんだそうです。
そういった理由から現在の金鍔は四角が主流になったそうです。
日本三大きんつば
ひとつ目は先に紹介した「榮太棲本鋪」さんです。
2店目は銀鍔発祥の地関西から「出入橋きんつば屋」さんを推す声が多いですね。
関西は食い倒れの街と言われるだけあって美味しいお店がたくさんあります。
その中でも出入橋きんつば屋さんの店内で食べる焼きたてのきんつばは絶品。
ふわふわしていて、他の店では味わうことのできない味です。
関西にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください。
柔らかいお餅のような生地に甘さ控えめの上品な粒餡がぎっしり!かんだ瞬間、焼き餅の香ばしさがふんわりと鼻に抜けます。
ストレートな店名、きんつばのお店。
1個100円。何個でも自由にお願いできる。『きんつば』とはあずきの美味しさをストレートに感じるための食べ方だと教えてくれるお店。あずきの美味しさを改めて気付かしてくれる。あずきがふっくら、立っている。甘さで大事なことは砂糖の量ではない。あずきの旨み、優しさコクが強い。それが美味しさ。
『きんつば』という食べ方の魅力を教えてもらえるお店。食べられると思う倍の量を買っておいた方がよい。
よくきんつばって寒天で固めた感じが強いけど、ここのんはあんこそのものを食べてる感じ。甘みもさっぱりしてて、何個でもいけちゃいます。
最後の3店目は北陸石川県の「中田屋」さんです。
特徴は、餡の素材にもこだわっています。
大納言小豆や丹波寒天を使い、職人が温度や湿度を肌で感じながら小豆の炊き方を変え、最適な餡を作っているのです。
ちょうど良い塩加減と甘さで、何個でもいけてしまう美味しさです。
こちらのきんつばは鉄板です。甘すぎる和菓子は食べられないですが、わたしも大好きです。小売りもされているので嬉しいですし、贈り物とお伝えしたらバラのものを詰めて箱に入れてもらえました。和菓子屋さんらしく静かなお店です。
きんつばがあっさり味であんこがしつこくなく美味しいです。県外のお土産にもおすすめ。
きんつばは、私はここが一番だと思います
小豆の粒がしっかりして甘さもちょうどだと思います
まとめ
今回は伝統的な金鍔を作り続けている榮太棲本鋪と金鍔が丸いわけを調査しました。
また三大きんつばと言われるお店も紹介しました。
金鍔ひとつとっても和菓子って奥深いですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。