新作映画「帰ってきたあぶない刑事」の完成披露舞台挨拶がありました。
最初のテレビ放映から38年になりますが、会見には主演の舘ひろしさん、柴田恭兵さんのほかに浅野温子さん、仲村トオルさんも登壇し息のあった掛け合いを披露されました。
でも、港署の少年課課長、後に署長になった木の実ナナさんがいないんです。
テレビ出演も2019年の徹子の部屋が最後でその後表舞台には出てきていません。
役どころの年齢的にも引退していておかしくないですが、タカとユージが刑事を引退して探偵として登場するなら2人のサポート役で出て欲しかったですよね。
木の実ナナさんが新作映画に出演しない理由を調査しまとめました。
木の実ナナさんのプロフィール
2024年現在、77歳になっている木の実ナナさん。
「木の実ナナ」の名付け親は、デビュー曲を手がけた菊村紀彦さん。
漢字、ひらがな、カタカナの三つがそろった名前は、
「歌だけでなく、踊りも芝居もできる人になってほしい」
という思いがこもっているんだとか。
イニシャルも2人同じ「K.N」になっているそう。
あぶない刑事には1986年の第1作目から登場しており、超ミニのスカートやヒョウ柄の服など、刑事らしからぬド派手な衣装で話題を呼びました。
これは木の実ナナさんの発案だったそうです。
新作「帰ってきたあぶない刑事」に出演しない理由
新作の映画に出演しないのは体調が優れないとの噂があったんですが実際どうなんでしょうか。
調べてみると木の実さんの芸能生活は怪我と病気との闘いでした。
1992年には動悸や耳鳴りがやまず、精神状態も不安定に。
病院に行っても原因がわからない。
病名は当時はまだ世間に浸透してなかった「更年期障害」と「うつ症状」。
テレビシリーズ第2弾になる「もっとあぶない刑事」が終了した後ぐらいの時期ですね。
自身が病名を世間に公表したことや、医師や周囲のサポートもあり、病気を克服し舞台に帰ってきました。
2015年に転倒により左大腿骨の骨折という大怪我を負ってしまい表舞台へ出てくることが少なくなりました。
2016年以降は、映画「さらば あぶない刑事」とテレビドラマ2本、徹子の部屋へのゲスト出演と自身のコンサートぐらいです。
2023年の6月に自宅で転倒してしまいまた骨折してしまったそう。
ひと月程入院加療が必要な重症でした。
退院後しばらくは車椅子生活を送り要介護認定も受けていました。
リハビリを続け、現在は歩けるまで回復しているそうです。
この怪我が原因で今回の出演は見合わせたのかと思い調べてみると、木の実の所属事務所は「あぶ刑事」の最新作に出演しない理由については次のようなコメントを発表しています。
「前作(2016年の映画)のときに、これで(『あぶ刑事』からの)“卒業”という話をさせていただいています。彼女が演じてきた役(松村優子役)も、もう年齢的にはとっくに定年を迎えていますからね。芸能活動については、心身ともにもう少し整ってからでないと難しいので、現在は様子を見ている状況です」
NEWS ポストセブン
あくまでも前回の「さらば」で“卒業“という形で、怪我が直接の原因ではないとコメントされています。
しかし、コメントの最後にもある
「心身ともにもう少し整ってからでないと…」
ということなのでタイミング的にも出演は難しかったのかもしれませんね。
まとめ
今回は新作映画「帰ってきたあぶない刑事」に出演されなかった主要キャスト「木の実ナナ」さんについて調べました。
木の実さんは、怪我や病気といった困難を何度も克服して見えるんですね。
いつの日か今回の困難も見事乗り越え表舞台で活躍してほしいです。
その舞台が「あぶ刑事」だったら最高ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。