毎年さまざまなドラマが生まれるプロ野球ドラフト会議がまもなくです。
今年は、10月24日(木)に開催予定です。
2024年のドラフト会議で指名が予想される大学生を紹介します。
今回は金丸夢斗選手です。
金丸夢斗(関西大学)
金丸夢斗選手の簡単なプロフィールを紹介します。
最速154㌔のプロ注目左腕です。
右バッターの内角をエグるクロスファイヤーが武器です。
関西大学リーグではMVPを2度獲得。18連勝を含む通算20勝、防0.88を記録しました。
直球とスライダー、カットボール、チェンジアップ、スプリットと多彩球種を投げ分けます。
大学ナンバーワンサウスポーと呼び声が高いのも頷けますね。
2024年には大学生ながら侍ジャパンのトップチームに召集されました。
欧州代表との強化試合に登板し2イニングを完璧に抑えています。
目標としている選手はシカゴ・カブスの今永昇太選手だそうです。
「(今永選手のように)来るとわかっていても打てないような球を投げられる選手になりたいです」
とインタビューに答えていました。
大学通算成績: 39試合登板 20勝3敗 奪三振294 防御率0.88
22年秋23年秋にMVP。
23秋には最優秀投手。
22年秋23年秋24年春にはベストナインを受賞しています。
金丸夢斗選手の高校時代
金丸夢斗選手は神戸市立神港橘高等学校出身です。
高校進学の際には強豪私学で甲子園を目指したいという気持ちはあったそうです。
甲子園を夢見つつも、実力不足を痛感し地元の公立校・神港橘高校を選びました。
高校入学当時は、身長150センチ台、体重50キロ台の前半だったそうです。
高校生1年生としては決して恵まれたからだとは言えませんね。
球速も130キロ台と注目を集めるような選手ではありませんでした。
2年生の夏の大会でデビューし、その時の球速は137キロ。
救援で全4戦中3試合のマウンドに登り、計13.1回1失点の好投で県4回戦進出に貢献しています。
球速はありませんでしたが緩急とコントロールで勝負するピッチャーだったようです。
2年の冬に体作りを実践し球速が5キロ増し142キロにまでアップしました。
3年生最後の夏の大会はコロナ禍で独自大会になってしまいましたがその大会で県ベスト8の成績を収めています。
高校では甲子園出場経験はなくほぼ無名の選手でした。
頭角を現したのは大学1年の時。
救援としてデビューを飾り、最速151㌔を計測したことで注目を集めました。
金丸夢斗選手獲得予想球団
金丸夢斗選手の獲得を目指す球団を見てみます。
金丸夢斗選手には7球団のスカウトが視察に訪れていたようです。
セ・リーグでは、巨人、阪神、中日、DeNA、ヤクルトの5球団。
パ・リーグではソフトバンク、日本ハムの2球団です。
各スカウトからの評価も高く、特に阪神は地元選手だけあってスカウト6人体制で視察する力の入れようです。
本人も地元球団ということで阪神に興味を示しているようですね。
また来季は西武、楽天、オリックス、中日、阪神など新監督の就任が多くいます。
「新人監督は勝ちたいから高校生育ててる場合じゃない」
という考えになることが多く
「多ければ5球団くらいが(1位指名)来ると思う」
と予想する専門家もいます。
巨人が指名する可能性が高まりました。
阪神も藤川監督に変わりくじ引き上等の姿勢なので見どころですね。
まとめ
今年は、10月24日(木)に開催予定のプロ野球ドラフト会議。
指名が予想される大学生の中でアマチュア界ナンバーワン投手、関西大学金丸夢斗選手を紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。