毎年さまざまなドラマが生まれるプロ野球ドラフト会議がまもなくです。
今年は、10月24日（木）に開催予定です。
2024年のドラフト会議で指名が予想される大学生を紹介します。
今回は渡部聖弥選手です。
渡部聖弥（大阪商業大学）
渡部聖弥選手の簡単なプロフィールを紹介します。
- 氏名：渡部聖弥（わたなべせいや）
- 生年月日：2002年8月31日（21歳）
- 出身地：広島県府中市
- 身長：177cm
- 体重：88kg
- ポジション：外野手
- 投打：右投右打
- 出身校：広陵高校
渡部聖弥選手は大学球界を代表する俊足強肩強打の外野手です。
渡部聖弥選手の魅力は、振り切るスイングで強い打球を弾き返すバッティング。
逆方向にも長打を放つ事ができるバッティングセンスを持っています。
大学では俊足を活かしてセンターを守っていましたが、高校時代の守備はサードを守っていました。
大商大では1年時春から3番・中堅手としてレギュラー出場しています。
2年生の春には首位打者を獲得しました。
遠投110m、50m6秒0の身体能力の持ち主です。
右打者であるにも関わらず一塁到達タイム4.3秒前後を計測する俊足の持ち主です。
大学通算: 85試合出場 打率.355 本塁打9 盗塁13
24年秋にMVPを受賞。
21年春22年春秋23年秋に外野手としてベストナイン、24年秋には三塁手としてベストナインを獲得しています。
渡部聖弥選手の高校時代
府中南小1年時から野球を始め、府中一中では軟式・府中野球クラブに所属していました。
中学は硬式ではなく軟式だったんですね。
広陵に進学後、1年生の夏は甲子園に出場しましたがベンチ外でした。
1年生秋の予選で三塁手のレギュラーに定着しました。
広陵高校時代は同じくドラフト候補の明治大学宗山塁選手と三遊間を守っていました。
そして中国大会で優勝を果たします。
2年生春の選抜ではレギュラーとして出場しました。
1回戦では3打数3三振1四球と憧れの甲子園はホロ苦デビューでした。
2回戦の東邦高校戦で甲子園初安打を放ちますが､2打席で交代。
チームも2-12の大差で負けてしまいました。
2年生の夏と秋は県大会で敗れ甲子園出場はなりませんでした。
3年生春の大会はコロナ禍で開催中止。
3年生の夏もコロナ禍のため独自大会になりました。
独自大会では4番・センターとして挑み､打率.524､0発9打点と大爆発し準優勝に貢献しました。
高校時代はコロナ禍真っ只中で満足に活動できなかった世代。
不完全燃焼な高校生活だったんではないでしょうか。
渡部聖弥選手獲得予想球団
渡部聖弥選手を指名すると思われる球団をみてみましょう。
今のところ1位指名を公言している球団はありません。
強肩俊足の外野手ということで野手強化を狙っている球団にとっては獲得したい逸材ではないでしょうか。
今年の大学生は豊富だといわれていますので1位若しくは1巡目指名は確実でしょう。
本人は広島カープファンを公言しているので広島の指名を待っているかもしれません。
広島カープは宗山塁選手の1位指名を押弦しているので一部のカープファンは
「1位宗山塁、2位渡部聖弥、元広陵コンビ両方獲得」
と言っていますが2巡目まで渡部聖弥選手が残っているとは考えづらいです。
各球団のコメントがこちら。
「（本塁打は）すばらしいね。
打撃は大学生の外野手だと（青学大の）西川か渡部かというところ」巨人
「高い評価はしています。
ずっと見ていますし、外野やサードもきちんと守備ができているし、
けがなく状態がいい」ソフトバンク
「（打撃に）波がなくて、平均が高い。しっかり安定している」ロッテ
総合的に各球団の評価は高いです。
1巡目で指名されるのは確実だと思います。
まとめ
今年は、10月24日（木）に開催予定のプロ野球ドラフト会議。
指名が予想される大学生の中で強肩俊足の外野手、大阪商業大学渡部聖弥選手を紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
