すっかり秋めいた季節になりました。
いよいよ三大学生駅伝の開幕です。
スピードが求められる最短6区間45.1kmの出雲駅伝。
熱田神宮から伊勢神宮への8区間106.8kmを繋ぐ全日本大学駅伝。
2日間かけて10人で東京から箱根を往復する最長217.1kmを繋ぐ箱根駅伝。
開幕戦となる出雲駅伝に出場する注目選手を紹介し優勝予想までします。
注目選手13選
1:桑田駿介(駒澤大学1年)
出身校:倉敷(岡山県)
U20日本選手権の5000mで3位に入賞する実力。
ロードの走りにも期待が持てる1年生。
駒澤大学のスタートダッシュが決まるか?1区に出場予定。
2:伊藤蒼唯(駒澤大学3年)
出身校:出雲工業(島根県)
地元の出雲工業出身の期待の星。
昨年区間2位の記録で駆け抜けた4区。
今年は区間賞を狙う。
3:山川拓馬(駒澤大学3年)
出身校:上伊那農(長野県)
山川も昨年区間2位を記録した3区に出場予定。
昨年の記録を上回り区間賞を狙う。
4:篠原倖太郎(駒澤大学4年)
出身校:富里(千葉県)
昨年は1区で区間賞をとった篠原。
今年はアンカーとして連覇のゴールを狙う。
5:黒田朝日(青山学院3年)
出身校:玉野光南(岡山県)
昨年はスピード区間の2区で区間賞。
今年は距離が伸びる3区でエントリー予定。
青学復活の期待がかかる。
6:太田蒼生(青山学院4年)
出身校:大牟田(福岡県)
箱根駅伝では3区で区間賞を獲得。
出雲駅伝は初出場となる太田。
最長区間となるアンカー6区を任されトップを狙う。
7:鶴川正也(青山学院4年)
出身校:九州学院(熊本県)
2024年6月の日本陸上競技選手権大会では13分18秒51という屋外レース日本人学生最高記録を樹立。
青学のキャプテンとして挑む今大会。
1区からスタートダッシュを決めて青学の優勝に貢献する走りができるか注目。
8:大島史也(法政大学3年)
出身校:専大松戸(千葉県)
2024年9月に絆記録会で出した5000m13分35秒33は法大記録を11年ぶりに更新する記録。
昨年の高速区間の2区から今年はスタートダッシュの1区にエントリー予定。
9:平林清澄(國學院4年)
出身校:美方(福井県)
全日本や箱根では実績を残している平林。
出雲ではイマイチ結果を残せていない。
今回最後の出雲で國學院のエースとして意地を見せるか。
10:スティーブン・ムチーニ(創価大学2年)
出身校:ミクユニ(ケニア)
日本インカレをぶっちぎったスティーブン・ムチーニ。
3区で区間賞の最右翼。
創価大学の初優勝に貢献できるか?
11:吉田響(創価大学4年)
出身校:東海大静岡翔洋(静岡県)
昨年の5区から今年は高速区間の2区へ。
初優勝を狙う創価大学のエース。
12:山口智規(早稲田大学3年)
出身校:学法石川(福島県)
昨年は高速2区で区間3位に入賞。
2024年2月の日本選手権クロスカントリーで優勝。
伝統早稲田の上位進出を狙う。
13:キーラン・トゥンティベイト(ハーバード大学)
「アイビーリーグ」とはアメリカの北東部にある名門私立8大学を指す総称。
キーラントゥティベイトは名門ハーバード大学に在籍の文武両道。
10000mベスト記録は27分17秒14と日本記録の27分18秒75よりも速い。
持ちタイムでは日本の選手を大きく上回っているアイビーリーグ。
過去の大会では最高8位と苦戦を強いられている。
今大会はキーラントゥティベイトを筆頭に雪辱を晴す。
2024出雲駅伝優勝予想
2024年出雲駅伝の優勝予想はズバリ
青山学院大学です。
青山学院大学のレース展開は
1区の鶴川選手が日本陸上競技選手権大会で見せた驚異のスピードで抜け出すと予想。
2区の野村選手がそのままの勢いで高速区間を押し切り。
3区の黒田選手が関東インカレ日本人トップの実力を発揮し差を広げる。
4区の宇田川選手は1500mを得意とするスピードスター。
6.2kmと2番目に短い距離を一気に駆け抜ける。
5区の若林選手で2位との差をキープしながらアンカーへ。
アンカー区間の太田蒼生選手が独走し優勝。
私的にはこんな予想です。
追随するのが昨年優勝校の連覇を狙う駒澤大学。
近年力をつけてきて初優勝を狙う創価大学。
日本学生マラソン記録保持者平林選手が率いる國學院大学あたりでしょうか。
10月14日13:05の号砲を楽しみに待ちましょう。